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撮り方ひとつで魅力130%アップ!
「売れる写真」で売上を伸ばす 商品撮影のポイント

まず最初に質問です。
同じ物を撮影したAの写真とBの写真、同じ値段で買うとしたらどちらの商品を選びますか?

おそらく、ほとんどの人はBと答えられると思います。

amazon.co.jp・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECモールでネット販売を始める際、まず「どうしよう」と悩むポイントが「商品写真のクオリティ」だと思います。
商品を直接手に取ることができないネット販売において、商品写真というのは「顔そのもの」ですので、商品写真は「売るために魅力的に撮る」というのがまず念頭にあります。

写真をきれいに撮るのはどうも苦手…という方でも、4つのステップを押さえていけば「魅力的で売れる写真」に近づくことができます。
ステップ 1~4で、窓からの自然光(太陽の光)を使って撮影する方法について説明していきます。

もくじ

ステップ 1 撮影に必要な物を揃えよう

撮影と聞くと、大きなストロボや広いスタジオを想像される方もいらっしゃるかと思いますが、今回の撮影では窓からの自然光を使って撮影しますので、大がかりな機材やコストの掛かるものは必要ありません。
ここでは、100円ショップなどで気軽に手に入れやすいものを中心に、必要な材料を準備をします。

100円ショップなどで購入可能な材料

準備するもの

※カラーボード・模造紙など同一の商品が無い場合は、同様のサイズの商品を選んでください。

背景板とレフ板を製作

写真を撮るときの背景は、テーブルなどに直接置いてもいいのですが、今回は白いカラーボード(ポリスチレン製)で背景板を製作して使用します。
また、窓からの光を反射して商品に当てるためのレフ板というものも合わせて製作します(その効果は後ほどステップ 3で説明します)。

カラーボード2枚を横にぴったり並べ、その継ぎ目の片面に布ガムテープを貼ります(あらかじめ短く切ったテープで2・3箇所仮止めし、その上にガムテープを内側から半分ずつ貼るときれいに仕上がります)。
背景板は以上で完成です。

背景板の製作

もう1枚のカラーボードはカッターで半分に切断し、背景板と同様、継ぎ目の片面に布ガムテープを貼ります。
以上でレフ板の完成です。

レフ板の製作

ステップ 2 撮影のセッティングをしよう

必要な道具が準備できたら、次に撮影を行うカメラ(スマートフォン)の設定の確認と、撮影場所の設営をします。

カメラ(スマートフォン)の設定

amazon.co.jp・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECモールでは、概ね縦横1,000ピクセル程度の商品画像が必要になります。
近年のカメラやスマートフォンは撮影画素数が大きく向上しているので、性能面で気にする点はありませんが、カメラで撮影する場合は撮影品質設定が「縦横1,000ピクセルを下回っていないか」を確認しましょう。

カメラの撮影設定

最近のカメラ(スマートフォン)には、撮影時に各種効果(温かい・鮮やか など)を掛けられるフィルターが備わっています。
あらかじめこれらのフィルターがオフになっているか確認しましょう。

また、amazon.co.jp・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECモールに掲載する写真はほとんどが正方形ですので、最初から正方形(スクエア、1:1)の設定で撮影してみましょう。
もしお手持ちのカメラ(スマートフォン)に正方形で撮影する設定が無い場合も、後ほど正方形にトリミング(余計な部分をカット)することを踏まえて、「正方形の中に収まるように」という意識で撮影してみましょう。

スマートフォンの撮影設定

撮影する場所・時間を決める

今回は窓からの自然光を使った撮影なので、なるべく大きな窓のある面にテーブルなどの台を置いて撮影スペースとします。
そのとき、直射日光が商品に直接当たると、光の反射で商品全体をうまく撮れません。直射光が当たらない別の窓を探すか、または台を少し窓から離して直射日光が商品を置くところに当たらないようにしてください。

拡散光と直射日光

また撮影する時間帯については、午前中から日中までの間として、夕方の時間帯は避けてください。
夕方の太陽光は赤みがかった光になるので、商品の色も同様に赤っぽくなり、正しい色で撮影できなくなります。

部屋の照明は落とす

商品撮影をするときは、部屋全体または撮影する周辺の照明を落としてください。
夕方の太陽光の話と同様に、太陽光と部屋の照明の光の色もまた異なるため、部屋の照明を付けたまま撮影すると商品の色が一定にならない場合があります。

部屋の照明は落とす

ステップ 3 撮影する構図を作ろう

いざ撮影をするといっても、商品の形状によってその撮り方は様々です。
撮影をするときの角度や光の当て方を、商品の形状別に説明します。

撮影する角度[水平の構図・俯瞰(ふかん)の構図]

正面から商品撮影をする際の角度は、大きく分けて「水平の構図」と「俯瞰の構図」があります。
水平の構図は、0°(真正面)~30°くらいの高さで主に「立体的な商品」を撮るときに、俯瞰の構図は、45°~90°(真上)の高さで主に「平らな商品」を撮るときに用います。
ステップ 1で製作した背景板は、水平の構図では折り曲げて、俯瞰の構図では広げて使います。
※水平の構図では折り曲げた部分を背景として使いますので、どっしりとした箱や壁などに立てかけてください。

水平の構図と俯瞰の構図

背景板を折り曲げて使うと、どうしても折り目の線やテープが気になると思います。その際は、模造紙で折り目が隠れるように背景板の上に覆いましょう。
※カラーボードを使わず模造紙だけでも背景を作れそうに思えてしまうのですが、模造紙は紙の厚さが薄くテーブルの色柄が透けてしまいます。また紙にコシがなくシワになりやすいので、模造紙単体で背景を作るのは避けた方が無難です。

模造紙の使い方

まず商品の形状に合わせて水平の構図・俯瞰の構図を決めてから「真正面を向ける」「正面と側面を見せる」などを決めると、スムーズに進められます。

構図の決め方(水平の構図+正面)

正面からの構図を決めたら、次は必要となる写真のバリエーションを決めていきます。
例えば具体的には、お菓子なら外装・個包装・内容物など、立体的な商品なら正面・側面・背面・天面などです。

バリエーション(正面・側面・背面)

光の当て方(サイド光・逆光)

光の当て方にはいくつか種類があり、真横から光を当てることを「サイド光」、後ろから光を当てることを「逆光」といいます。
水平の構図のときはサイド光、俯瞰の構図のときは逆光またはサイド光で撮影してください。

光の当て方(サイド光・逆光)

レフ板の使い方

ステップ 1で製作したレフ板は、光が当たっていない側に立てて使うことで、窓からの光を影の方に反射させ、影を全体的に薄くする効果があります。
白い背景板・レフ板がそれぞれ光を反射することにより、商品全体を明るく撮影することができます。

サイド光で使用する場合

レフ板あり/なし(サイド光)
レフ板を立てる位置

逆光で使用する場合

レフ板あり/なし(逆光)
レフ板を立てる位置

特に、料理などの食べ物を皿に盛った写真を撮影する場合は逆光で撮影し、光の当たる上部を明るく・下側との明暗差を強くすることで「美味しそうに見える(みずみずしさ・シズル感)」を強調します。その際、手前に立てたレフ板の位置・角度を調整し、影の部分が暗くなりすぎないよう影の濃い部分へ光を反射させてください。
食べ物の写真は、光の当たり方が全体的に均一になると「のっぺり」とした印象となり、美味しそうに見えなくなるので注意しましょう。

ステップ 4 撮影で気をつけるポイント

ステップ 1~3では、セッティングの仕方・基本的な構図の作り方・光の当て方を説明してきました。
より「魅力的で売れる写真」に近づけるため、もう少し細かいポイントも押さえてみましょう。

①ピンボケしていないか

せっかく商品を明るく撮影できても、ピンボケしていては元も子もありません。
撮影したその場でピンボケしていないか確認しましょう。
また、シャッターを押す前にピントがどこに合っているかも画面で確認しましょう。

①ピンボケしていないか

②パース(極端な歪み)や傾きがついていないか

立体的な商品を俯瞰の構図(斜め上から)で撮影すると、どうしてもパース(極端な歪み)がついてしまいます。
特に、一般的なスマートフォンに多く搭載されている広角レンズ(広い範囲を撮影できるレンズ)は、撮影するものに近づきすぎると大きなパースがつきやすくなります。真正面(0°)または真上(90°)に近い角度になるほどパースは弱くなりますので、パースが大きい場合は撮影する角度をもう一度見直してみましょう。
もしカメラやスマートフォンで撮影するレンズの種類が選べるのであれば、「標準レンズ」や「望遠レンズ」といったものを選ぶと、広角レンズよりもパースは弱くなります。

また、まっすぐに撮るつもりだった商品が水平・垂直から微妙に傾いていると、商品を見た人に対して不安な印象を与えてしまう原因になりますので、商品が傾いて見えないようにしましょう。
カメラ(スマートフォン)を手持ちで撮影するとどうしても微妙に動いてしまいますので、同じ構図で何枚か連続で撮影し、その中から傾きが小さいものを選ぶ方法が有効です。

パース(極端な歪み)のチェック

②パース(極端な歪み)がついていないか

傾きのチェック

②傾きがついていないか

撮影時にパース・傾きを回避するコツ

撮影時にパース・傾きを回避するコツ

③余計なものが写り込んでいないか

写真の余白に不要なものが入っていないか確認してください。
背景板の端・レフ板の一部や商品以外の余計なものが見切れていたり、自分の影が映り込んでいたりなどが考えられるので、商品以外のところにも目を向けてみましょう。

また、鏡面反射する素材が使われている商品は、反射する部分に顔や周りの風景が写り込んでいないか確認してください。
写り込みが発生したら、撮影する角度や向きを微調整して、写り込みが目立たないところを探してみましょう。

③余計なものが写り込んでいないか

④小道具は効果的か

例えば、お菓子などを撮る場合はお皿に盛り付けたり、色紙を敷いたりなど「イメージを作る」ことが考えられます。
基本的には、レフ板と同じく光を反射する効果が一番高い「白い器」をおすすめします。
しかし、お皿一つとっても、その色を変えるだけで随分とイメージが変わりますので、ご自分のイメージに合う小道具を探してみてください。

④小道具は効果的か

さいごに

ちなみに…

冒頭で質問したBの写真はこのようにセッティングし、商品はスマートフォンで撮影しました。
光の当たり方や構図をうまく作ると、特別な機材がなくても「魅力度を上げた写真」を撮ることができます。

冒頭の写真Bの撮影風景

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ここまで「比較的手軽な方法で魅力的に撮れる商品撮影のコツ」を紹介してきました。
それでももし「自分で撮影するのは難しい」、あるいは「もっと高いクオリティで撮影してほしい」とお考えなら、「ネット販売まるごと代行サービス miicha.」では、プロのカメラマンによる商品の撮影代行も承っています(宅配便等で配送可能な商品に限ります)。
撮影内容や料金など、詳しくはメールでお問い合わせください。

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