福祉

金沢市オンライン福祉ショップ「スマイルショップKANAZAWA」

miicha. 導入事例 #06

金沢市がサポートする、
障害者就労支援施設の
共同オンラインショップ。

左から秋山和紀さん(若草福祉作業所)、江下順也さん(金沢市福祉健康局福祉課)

金沢市オンライン福祉ショップ「スマイルショップKANAZAWA」
金沢市福祉健康局障害福祉課 
江下順也さん

金沢市オンライン福祉ショップ「スマイルショップKANAZAWA」代表 
秋山和紀さん(相談支援センター若草福祉作業所)

導入した理由は?
  • コロナ禍で福祉ショップ(実店舗)の売上が激減してしまった。
  • 障害のある人の雇用を維持できなくなりつつあった。
  • ローコストで無理なくネット販売を始めたかった。
どう活用している?
  • 売上を補填する実店舗以外での販売チャネルとしている。
  • 同業者が集まることで情報交換・交流の場となっている。
  • ショップを共同運営することで成功事例を共有している。
満足している点は?
  • 他の施設の品物を知ることで良い刺激となっている。
  • メディアに注目されて職員・働く人のモチベーションがあがった。
  • SNSを通じて自分たちで情報を発信できるようになった。


miicha.を導入したきっかけ

コロナ禍による実店舗の売上減少を
カバーする新たなチャレンジとして。

金沢市近江町に障害のある人が作った品物を販売する「ひまわり」という福祉ショップがあるのですが、コロナ禍で売上が半分以下、コロナ前の3割くらいまでに激減してしまいまして。就労支援の内職というのは、土産物の箱折りなど、観光と結びついている部分もあるので、まさにコロナが直撃しちゃったんですね。

また、地域の文化祭や学園祭、そこでのバザーも大きな収入源だったのですが、そんなイベントも軒並み中止に。売上そのものというよりも仕事がないので雇用を維持できなくなりつつあった。そこで、ネット販売や「お取り寄せ」が注目されているということで、金沢市の障害福祉課で何か良いサービスがないかと探していたところ、御社のmiicha.にたどり着いたという流れです。

導入の決め手は、福祉の皆さんにネット販売のノウハウを持っている方が少なく、全面的にサポートしてもらえる点。また、専任スタッフを雇って人件費がかかっても本末転倒となるので、年間の固定費が約1/100になるというのも大きな魅力でした。

全国初の試みではありましたが、2021年3月に13の就労支援施設にご賛同いただき、金沢市オンライン福祉ショップ「スマイルショップKANAZAWA」のサービスをスタートさせました。

miicha.の活用

売りたいものをECで売るだけでなく、
情報の交換・共有の場としても利用。

オンライン福祉ショップを立ち上げる際、金沢市の就労支援施設、地域活動支援センター、全部で80施設ほどにお声かけしたのですが、当初は13、現在は1施設増えて、14の施設にご賛同いただいて共同運営を行っています。就労支援施設には、就労をメインとするA型、訓練・リハビリを目的とするB型があるのですが、大小様々、いずれの施設にもご参加いただいています。

販売する品物は、ストールや靴下などの布物から、食品、雑貨、アクセサリーと、こちらも・バラエティに富んでいます。皆さん、実店舗で売っていらっしゃるもの、そうでないもの、出品されたいものを自由に出品・販売していらっしゃる感じですね。

資金的には金沢市が、運用についてはmiicha.がサポートしてくださっているので、あとは各々の施設の皆さんが頑張るだけ。miicha.はエクセルさえできれば何とかなるサービスなので、自分たちができることに集中できるのはありがたいですね。

3ヵ月ごとに施設の皆さんが集まり、意見交換会を開いていますが、そこで、成功事例などがあれば全員で共有していこうという意見もでています。そうした情報交換の場、交流の場としても、参加して良かったと思っている施設は多いと思いますよ。

miicha.の効果

自分たちではできなかったことが、
共同ショップを通じてできるように!

他の施設の活動が刺激となり、意識が変わってきた面はあると思います。現在、14施設に参加いただいていますが、共同でショップを運営することにより、他の施設がどんな品物をつくっていらっしゃるか、理解しやすくなりました。中には「本当に施設で作っているの?」というハイクオリティなものもありますので、切磋琢磨し、どんどん市場に打って出ていきたいですね。

就労支援施設、地域活動支援センターは、たくさんありますので、ショップを盛り上げ、金沢市とショップが一緒になって、参加する事業者を今後も増やしていきたいですね。

また、NHKのほか、他の局でも、TV番組で取り上げていただき、メディアの注目を集めたことも嬉しかったです。障害のある人が一般企業で働く難しさもあるので、雇用を生みだす場として、私たちのような施設が社会の理解を得ることはとても大切なことなんです。職員や働く人たちのモチベーションもアップしますし、現実的な問題として、売上によって補助額が変わってきますので売上を増やすための施策を今後も継続していかねばなりません。

これまでSNSを使っている施設はありませんでしたが、ショップに参加し、SNSで情報を発信できるようにもなりました。


金沢市オンライン福祉ショップ「スマイルショップKANAZAWA」

金沢市内の障害者就労支援施設が共同で開設・運営しているオンラインショップ。マスクやストール、食品、雑貨などを販売している。コロナ禍で売上が大きく減少している障害者就労支援施設の販路開拓、販売力強化を図り、障害のある人たちの就労機会の拡大を目指している。参加施設は「やちぐさ会」「ぽれぽれ工房山の家」「Vivaスタジオ」「金澤折り紙工房」「六ツ星」「ふれあい工房たんと」「鳴和の里」「ワークショップオアシス」「彦三のぞみ苑」「夢工房」「なでしこ」「そうあん」「VSサポート」「オズ若草」の14施設(2021年11月現在)。

スマイルショップKANAZAWAのページはこちら
https://kanazawa-honpo.com/smileshop

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